主要な違いを先に比較する
| 確認項目 | Amazon Japan 公開情報 | 楽天市場 公開説明 |
|---|---|---|
| 基準画像 | メイン画像 | 第1商品画像 |
| 背景 | 純白 RGB 255,255,255 | 単色の白背景または写真背景と説明 |
| 商品占有 | 商品が画像の85%以上 | 同じ85%要件としては扱わない |
| テキスト | Amazonの現在ルールを個別確認 | テキスト要素20%以下と公開説明 |
| 枠線 | Amazonの現在ルールを個別確認 | 枠線なしと公開説明 |
| アニメーションGIF | 対象カテゴリ・Amazon仕様を確認 | ガイドライン対象画像では使用しないと公開説明 |
| サイズ | 公開SEOガイドで長辺500〜10,000px、1,600px推奨 | この比較では現在の店舗運営Navi確認へ戻す |
この表はルール全文ではありません。詳細はAmazonの商品画像要件と楽天市場の商品画像ガイドラインに分けています。
違い1:背景の考え方
Amazon Japanの公開商品登録ガイドでは、メイン画像の背景を純白 RGB 255,255,255としています。一方、RMS Service Squareの楽天市場向け公開説明では、背景を単色の白背景または写真背景と説明しています。
つまり、「Amazon用の純白背景を作れば楽天でも必ず正解」「楽天で使える写真背景をAmazonメインにも使える」と相互に置き換えることはできません。
違い2:Amazonは商品占有率を確認する
Amazon Japanの公開情報では、商品が画像の85%以上を占める要件が示されています。白いキャンバスを1600×1600で作っても、商品を小さく配置すれば別の確認が必要です。
楽天市場については、この公開説明からAmazonと同じ85%数値を推測しません。
違い3:楽天の公開説明はテキスト占有率を示す
RMS Service Squareでは、対象画像のテキスト要素20%以下を案内しています。これは「20文字以下」ではなく、テキスト要素の占有率として説明されています。
Amazon側のテキストルールは、ここで楽天の20%を流用せず、現在のAmazon公式・対象カテゴリ要件で確認します。
違い4:楽天は枠線なしを公開説明している
楽天市場の公開説明では枠線なしが示されています。ECのデザインテンプレートで外周へ枠を追加している場合、第1商品画像への流用前に確認します。
共通化するなら「完成画像」ではなくmasterを共通化する
複数モールで同じ商品を販売する場合、撮影からすべて別々にする必要はありません。販売先ルールの影響を受ける前の素材を共通化すると管理しやすくなります。
- 高品質な元商品写真を撮る
正面、側面、裏面、ディテール等を保存します。 - 商品だけの切り抜きmasterを作る
必要なら透明背景版を保持します。 - 商品事実を確認する
色、形、文字、ロゴ、数量を元写真と一致させます。 - Amazon用を出力する
純白背景・占有率・サイズ・カテゴリ条件を確認。 - 楽天用を出力する
文字占有率・枠線・背景等を現在の店舗運営Naviで確認。
共通masterで残したいもの
- 加工前の元写真
- 十分な解像度のmaster
- 透明背景の商品切り抜き(必要な場合)
- 正しい商品名・SKU・色・容量等の参照情報
- 販売先別に書き出す前の編集データ
- Amazon版・楽天版を区別した最終ファイル
AIを使う場合も「1回生成して両方へ」は避ける
AIで白背景やシーンを作った場合、まず商品そのものの形・ロゴ・文字を確認し、その後に各モールのルールを確認します。AIの出力テンプレートに「Amazon」「楽天」と表示されていても、現在ルールの最終確認は別工程です。
AI出力の確認はAI商品画像の確認チェックリストで整理しています。
画像サイズも販売先別に考える
Amazonには現在の公開サイズ案内がありますが、楽天の最新詳細は店舗運営Naviで確認する必要があります。複数チャネルのmaster設計はEC商品画像のサイズはどう決める?へ分けています。
pictoECのpresetとプラットフォームルールは別
pictoECのコードにはAmazonメイン用1600×1600 JPG、一般EC正方形1200×1200 PNG等のpresetがあります。Amazonを選んだ場合は白背景タイプの候補を最低1枚選ぶ処理もあります。
同じ画像を使う前のチェック
| 質問 | YESなら | NOなら |
|---|---|---|
| 商品本体は元写真と一致している? | 次へ | 画像を修正/再生成 |
| Amazonメインとして現在要件を確認した? | Amazon版として保存 | Amazon公式へ戻る |
| 楽天第1画像として現在要件を確認した? | 楽天版として保存 | 店舗運営Naviへ戻る |
| 両方の最終条件が偶然一致する? | 同一ファイル利用を検討 | 販売先別fileを作る |
よくある失敗
Amazonの1600px推奨を楽天の必須サイズとして使う
Amazonの現在公開情報を楽天へ転用しません。楽天は現在のmerchant documentationを確認します。
楽天の20%テキストルールをAmazonにそのまま当てる
プラットフォームごとのルールを別に確認します。
ファイル名が同じで最終版を取り違える
例として `sku123-amazon-main.jpg`、`sku123-rakuten-first.jpg` のように販売先を識別できる管理にします。
よくある質問
Amazonと楽天で同じ商品写真を使えますか?
元写真やmaster素材は共通化できます。ただし最終画像が両方の現在ルールを満たすかは別々に確認してください。
白背景なら両方に使えますか?
白背景だけで判断できません。Amazonは占有率等、楽天は文字占有率や枠線等、別の確認があります。
どちらのルールに合わせてmasterを作ればよいですか?
masterはプラットフォーム固有装飾を入れず、高品質な商品素材として保持し、最終書き出し時に各ルールへ合わせる方法が管理しやすくなります。
一次情報
- Amazon出品サービス|商品登録ガイド(2026年8月21日確認)
- Amazon出品サービス|Amazon SEOガイド(2026年8月21日確認)
- RMS Service Square|商品画像登録ガイドライン対応(2026年8月21日確認。詳細は店舗運営Navi)